24日、舞台『SISTERS』を観てきた。
水がふぁーっと現れてた。
お父さん役の人は、声はりあげないで自然に届いてたのがすごい。羨ましい。
セットが素敵。あんな風にもできるのかぁ。
見やすい距離ではあったけど、舞台から離れて見てると現実にそこで行われていることだという実感が得られない。ケチらずS席にすればよかったかな。
別の世界のようなのに、たしかにそこにいる、人間が演じているんだと感じるのは素敵だ。ゾクゾクする。
とはいえ端の席はとても落ち着いてよかった。隣のおばさんの腹の鳴りっぷりには驚いたが。
途中席を立つ(そして戻ってくる)ひと、開演時間に遅れてやってくる人がいくらかいて気になった。やだ。なんかとてもイラついた。
ほんで、みんなギリギリに来すぎじゃねえかい?
早く座ってね、始まるんじゃないの、あぁ、ってハラハラした。心を落ち着けて開演を待っていたかったわ。
今日はよくお客さんに話かけられる日だった。
しかし、私はまだまだ、どこに何があり、何にどう対処すべきかがわかってないので、そのたびドキドキした。
あぁ、何を聞かれるのだろうか。と。
「ケンカンリュウはどこですか?」
え。そ、それは作者名ですか。あ、歴史上の人物とかですかね。え、まんが?ん?
少々お待ちください!つって誰かに助けを求めるしかないと。走るのはアレなので競歩で社員さんに駆け寄ったよ。
まぁこれは場所がわからん以前に、私の知識が足らんかっただけだが。
ふー ひとつ賢くなったぜ。
ケンで切って言うと中国人の名前っぽいじゃん。
“任天堂”と同じふうに言うと、武術の流派っぽいよね。
今回のお客さんは前者の言い方だったんだが、実際どう発音するのが正しいんだろうか。
わからん。わからん。
閉店時間が近づいた本屋でレジに立っていたら、小学5年くらいの男の子がやってきた。
持ってきたのは『日本のロゴ』とかそんなタイトルの、いろんな企業やら商品やらのロゴがずらっとコレクションされてる本だった。
あー、これちょっと気になってたのよねぇ、などとぼんやり思いつつレジを打ったけれど、
え、待ってよこの男の子が読むの?マジで?と驚いた。
図書カードを差し出す仕草は、こどものお客さんがたいてい漂わせるやや恥ずかしそうな、すましてすねたみたいな空気なんてまるで無く、大人みたいにとても堂々としていた。かといって「俺はお客様だぞ、こら」というような一部の大人が出す空気もまるで無く、きりりと礼儀正しかった。
顔は、こどもらしいフカフカの肌をした男の子。うん、こどもだった。
スマートに去った男の子を見つつ、「あれは、将来有望ですね」「領収書ください、ぐらい言いそうでしたもんね」などと、隣のレジの子と笑いあった。
ART HOUSEは開いてなかった。
お盆だからさ!!そんな気がしたから先にホームページチェックしたんだわぁ!!そしてそのようなこと書いてなかったから行ったんだよ店に!!
あーあ。悲しい。
しかし、そして、一晩寝たらもう、熱は薄く薄くなってしまっていた。
だから店が閉まってたことも、すーっと受け流せてしまったんだ。
流して、さも本来の目的かのように本屋などぷらぷらして過ごしたんだ。
それはとても悲しい。
あーぁあ
心にぽっかり穴があいたようだよ。なんて。
あー あー どこからどこまぁでがー ほんとうにだいじでー ほんとうに
と、ゆずを歌ってみたりして。
岩沢さんの声はキュンとするね。